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ONE WAY GENERATION

映画というメディアにおいては、作品と観客の間に対話は成り立たない。
映画は観客に対し、ただ一方的に情報を投げてくる。
たとえば、居酒屋で酔っ払った親父が昔話を延々と繰り広げるようなものだ。
聞かされる方にとっては迷惑この上ない。
だから作り手は、たとえ酔っ払いの昔話だとしても、観客にとってきわめて興味深いものに仕立て上げようと努力する。
そして出来上がったものは、我々観客から主体性を奪うどころか、
思考を促したりもする。

ちなみに、私は一方的に話すタイプなので、映画に向いているんだとこじつけてみたり。
by isoda8823 | 2005-10-31 16:22 | Comments(0)