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大怪獣爆音戦

『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』(監督:本多猪四郎 特技監督:円谷英二)

吉祥寺バウスシアターの爆音映画祭。
今年こそは!と思い、『ゴジラ』をリクエストしたものの、頑張って働いてるものだから、結局観に行けず。
なんとか時間を作り出しての『サンダ対ガイラ』でございます。

劇場へ行くと長蛇の列・・・とは言っても、隣のスクリーンで上映されるゆらゆら帝国の野音ライブの方を見に来たお客さん。普段、映画館では絶対に見ない感じのお客さんが多々。
立見席さえいっぱいになって、入場できないお客さんもいる中、サンダ対ガイラの方は整理券も余ってしまうような感じで…

『サンダ対ガイラ』の初見は高校時代。「とにかく空港のシーンが凄い」らしいので観たら、本当に凄くて、そこにいるのが着ぐるみとは思えない巨大感。圧倒的な画角の広さ、見事な編集から生み出される、虚構が現実を力技で捻じ伏せるような恐ろしい感覚に震え上がったのでした。
とは言ってもビデオでの鑑賞だったので、今回が初めての劇場鑑賞でした。


いやあ、今までビデオで観てきた作品は、なんか別物だったのかな?と思うくらい素晴らしかった!!!
プリントも凄く綺麗で、リアルタイムで観るような感動がありました。
テレビ画面で見たときには気にならなかったような場面が、スクリーンで見ると、なんとまあ恐ろしい。
ビヤガーデンでのコンサート直後、歌手の背後にヌーっと姿を現すガイラの恐ろしさはトラウマものです。

ああ、これが映画を観るということなのだなあ・・・
至福のひとときでした。
by isoda8823 | 2011-07-04 19:50 | えいが道 | Comments(0)