いやもうね、
休みなんて明けないでくれよ!
実家から現在の居住地へ向かう新幹線ほど辛いものはないですね。
通ってた大学にも行って来まして。
やっぱ大学は良いですよ。帰りたくなかったもん。
帰らなかったら帰らなかったで地縛霊だから嫌なんですけど。
でも、あと2年もすれば知り合いもいなくなるので、大学に行くことはなくなっちゃうんだろうなぁ。寂しい話です。
観て来ました。
『ゴジラ ファイナルウォーズ』
面白かったですよ。でも、ダメ映画です。ダメすぎて突き抜けている。その突き抜けたダメさが面白いということです。私はそういうダメ映画が好きなので、面白いと言えますが、ゴジラをまっすぐに愛してやまない人には辛いでしょう。
よって、真っ当な評価は出来ませんし、この映画を真っ当に観ろということ自体まちがっている。
以前、「頭を空っぽにして見る」ということについて書いたと思いますが、この映画は、見る側の頭を容赦なく空っぽにしてくれるという意味では、よくできたものではないでしょうか。ダメ映画ですけど。
見所は、
「北村一輝」と
「ミニラ」です。
北村一輝氏は、この作品の本質を見抜いていた唯一の出演者ではないでしょうか。
自分が担った役割を120%演じてくれています。素晴らしい。
ミニラは、その存在自体が笑いを提供するという素晴らしいキャラクターであります。
ミニラがフレーム内にいるだけで、全てがガラガラ音を立てて崩れていくのが良いです。
この二人(一人と一匹)がいなければ、笑うことすら出来ない普通の駄作になっていたことでしょう。
最後に、
この映画はタイトルに『ゴジラ』とついていますが、鑑賞後、どこにゴジラが出ていたのかさっぱり思い出せません。
なので、実のところゴジラ映画というよりは、「ゴジラが出ていた」映画、扱いとしては『流星人間ゾーン』と同じくらいではないかと思います。
しかし、最終作としては、
「ほんとに終わってる」という意味で見事に最終作だったのでした。
それにしても、10年くらいぶりに従兄弟に会ったんですけど、
なんであんなに可愛い奥さんもらってるんですか?