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腰が重くなった

いやー良かったんじゃないですか『仮面ライダーW』
第1、2話のパイロット版なので当たり前だけど、すんごい力入っていたし。
ヒロインの演技が素晴らしかったですよ。アニメっぽい台詞とか仕草。
大女優誕生の予感が。


『Clean』(監督:オリヴィエ・アサイヤス)

5年越しで日本公開が実現したアサイヤスの傑作。
これは『トウキョウソナタ』と並べたい、素晴らしき女性映画。
体調は最悪でしたけど、非常に豊かな気持ちで劇場を出ることが出来ました。
過ちや罪を全て飲み込んで、無様にのた打ち回りながら、それでも自分のために前に進もうとする女性の姿は格好良さとは正反対のみっともなさと、清々しさをもって胸に迫ります。
カンヌで女優賞&撮影賞をW受賞したのに、日本公開までこんだけ時間掛かるのはどうかと思いますが、とにもかくにもスクリーンで観ることが出来て何より。


『東京暗黒街 竹の家』(監督:サミュエル・フラー)

DVD買ってしばらく経ちますが、やっと観ました。
1954年の日本の風景をカラー・シネスコで記録した貴重な映像資料とも言えますが、
映画自体はアメリカ人の頭の中にある謎の国JAPANで繰り広げられるギャング映画です。
中盤のセメント工場襲撃のシークエンスでは、ギャングが足手まといの仲間を始末するところがあって、
そういう描写には、思わず頷いてしまいますね。
ラストのデパート屋上での銃撃戦は、高低差や回転など、非常にバラエティに富んだアクションシーンになっていて、痺れること請け合いです。
アメリカ人が思い込みで撮った日本ですから勘違いが多く、「国辱映画」というレッテルも張られがちな作品ですが、結構まともに撮ってると思います。
面白いので、それでよしです。
by isoda8823 | 2009-09-15 15:24 | えいが道 | Comments(0)