2014年 04月 12日
ネイキッド・ソルジャー
悪を許さぬ敏腕刑事。大組織の犯罪を阻止するが、報復にあって大事な人たちを殺されてしまう。
という筋だった時、ジャッキー・チェンなら警察をやめて酒に溺れ、路地裏で酒の瓶片手に眠りこくっている姿をスローモーションで延々と見せたりするだろうが、そうならない所が流石サモ・ハンである。
あっという間に15年が経ち、サモ・ハンは養女と楽しく暮らし、夕飯のおかずを食べる食べさせないで箸のアクションをやったりする。
パッと見、80年代後半から90年代に作られたと聞かされても何の違和感もない今作だが、物語の舞台が1995年ということからも、どうやら確信犯のようである。まだまだやるぜという、サモ・ハン含め作り手の宣言を見せられているようで嬉しくなってしまう。
殴り合うのは専ら女性とおっさんばかりで、若い男は途中で死ぬか拳銃を持って右往左往というのも潔い。
アンソニー・ウォンの手下に至ってはオカマとオナベである。
キャットファイトと往年の香港アクションが好きな人は是非。
by isoda8823
| 2014-04-12 23:02
| えいが道
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